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寿司飯をシャリと呼ぶようになった語源

シャリ(寿司飯)の写真

「シャリ」の語源についてです。

元々は「お米」を「シャリ」と呼ぶようになったようですが、現在では、寿司飯の酢飯のことをシャリと呼び、他は「ご飯」が一般的ですね。

なぜ寿司飯だけを「シャリ」と呼ぶことになったのか?

仏教用語の「舎利」が由来

まずは、「米」を「シャリ」と呼ぶようになった語源から。

語源は仏教用語の「舎利」。お釈迦様の骨を意味する言葉です。

仏教では、舎利(骨)は土にかえると、巡り巡って、稲・麦・粟・キビ等の穀物となり、人々を助けてくれると説かれます。

したがって、米は「舎利」の化身であり、とても尊い物と考えられてきました。

そこから、日本では、主食の米を「シャリ」と呼ぶようになりました。

戦後の食糧難の時代には、炊き立ての米(ご飯)のことを「銀シャリ」と呼んでいました。

寿司屋の業界用語として残った「シャリ」

では、「なぜ現代は寿司飯の酢飯だけをシャリと呼ぶのが一般的になったのか」についてですが、いろいろ調べましたが、ハッキリした理由は今一つ定かではありません。

まず、寿司屋で「シャリ」と呼ぶようになったのは、接客業のため、「酢飯」と呼ぶよりも「シャリ」の方が印象が良いため。

得てして業界用語というのは、一般的には耳障りの悪い言葉が多いですが、寿司は日本食として長い伝統があり、また「シャリ」という言葉自体が尊いとされてきたことから、逆に「酢飯」よりも「シャリ」という言葉が残ったのではないかという説。

日本食文化の変化から「ご飯」が主に

五目御飯の写真

次に、「銀シャリ」を例に挙げて考えると、戦後の食糧難時代は、炊き立ての米なんて滅多に食べられるものではなかったので、キラキラ光って見えたことから、「シャリ」の前に「銀」を付けて、「銀シャリ」と呼ばれました。

昔は「赤飯」も「赤シャリ」と呼んでもいました。

さらに、食糧難時代も終わり、日本食文化が発達して、「炊き込みご飯」「五目飯」等々、シャリを主とした料理が増えました。「丼」物も増えました。

「炊き込みシャリ」「五目シャリ」…、どうも聞こえが悪くありませんか?

「尊い食べ物」から「美味しい食べ物」の文化へ変化していくにつれ、名称も「シャリ」から「ご飯」に変わったのではないかという説。(「ご飯」という言葉にも語源はあります。)

実際、寿司屋でも、今は「シャリ」とは呼ばず、「マツ」や「センマツ」と呼ぶところもあるそうです。

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