(2025年最新版)熊本でおすすめのパワースポット20選
「パワースポット」とは、大地の気や力がみなぎっている場所とされ、日本では、古くから日本神話に基づく神社や滝、山岳などの自然に対する信仰が強かった場所が当てはまることが多いです。熊本県にはこのような歴史のある神社や自然が多く残されている場所が多く存在し、テレビでも特集が組まれるなどパワースポットに関する情報がたくさんあります。都会の喧騒に疲れた人、悩みが多く毎日気持ちが沈みがちな人、元気をチャージしたい人など、現代における様々な人にとって心の栄養になることでしょう。熊本でぜひ、パワースポットを巡ってみませんか?
阿蘇神社
ご祭神・創建
阿蘇神社は、最高神天照の子孫であり、初代天皇の神武天皇の孫にあたる健磐龍命(たけいわたつのみこと)をはじめその家族12神を祀る神社です。健磐龍命は阿蘇山という火山を制し、豊かな国づくりを命じられ、この地を開拓したとされる神様です。神社の歴史は2,300年以上と言われており、阿蘇山火口を御神体とする火山信仰と融合し、中世以降から今もなお肥後国一の宮として崇敬を集めています。ご利益
阿蘇山は現在も活動を続ける活火山であり、自然のパワーが非常に大きいとされています。阿蘇神社のご利益は開運、事業発展、商売繁昌、五穀豊穣、子授けなど様々です。パワースポット
有名なパワースポットの一つに「桜門」があります。阿蘇神社には門が東向きに3つありますが、桜門は「日本三大楼門」と呼ばれています。平成28年の熊本地震により楼門を含めた6社が倒壊してしまいましたが、現在も復旧作業が進められています。 この他にも拝殿の右手にあり古来より神石として伝承、保存されている「願掛け石」や周りを2周して縁結びを祈願する「高砂の松」、不老長寿の御神水と呼ばれる「神の泉」などが有名なパワースポットです。アクセス
阿蘇神社までのアクセスは、JR豊肥本線宮地駅から徒歩15分、九州産交バスの阿蘇駅前下車、熊本インターから車で1時間半となります。国造神社
ご祭神・創建
国造神社は、阿蘇神社「北宮」とも呼ばれている、熊本県内でも最も古い神社の一社です。国造神社には4柱が祀られており、その中でも阿蘇神社にも祀られている速瓶玉命(はやみかたまのみこと)を主祭神としています。 阿蘇神社の主祭神、健磐龍命(たけいわたつのみこと)とともに阿蘇の地を開拓し、初代阿蘇国造(あそのくにのみやつこ)とも呼ばれています。五穀豊穣を祈願する神社
農耕、植林などに力を入れたとされ、かつては速瓶玉命の手植えの木である「手野のスギ」と呼ばれる樹齢2000年とも言われる巨木が有名で、国の天然記念物にも指定されるほどでした。(台風被害により折損してしまったため指定解除されています) このような伝承から、五穀豊穣を祈願する神社として有名で、国指定重要無形民俗文化財に指定されている農耕祭事も今なお行われています。 手野のスギは折損しましたが今でも一部が祀られており、その大きさと美しさに圧倒されます。手で触れることもでき、大地のエネルギーを感じることができます。 他に、「白蛇の桧」と呼ばれるヒノキの御神木が祀られている場所もパワースポットとして有名で、白蛇が出現するという伝承があり、見た人は開運すると言われているそうです。アクセス
最寄り駅はJR豊肥本線の宮地駅で、車で15分ほどです。高速を利用する場合は九州道熊本ICから国道57号経由で、1時間10分程です。押戸石の丘
押戸石(おしといし)の丘は、熊本県阿蘇郡南小国町にある巨石群のある見晴らしの良い丘です。1989年に、町の教育委員会がこの石に不思議な文様があることを発見し、その後の専門家により、これらの巨石群は人工的に配置されたものであることが確認され、先史時代の巨石文化遺跡であることが判明したのです。クロムレック(環状の石)とも呼ばれています。古代メソポタミア文明
石に刻まれた文字はシュメール文字(ペトログラフ)で、古代メソポタミア文明で使われていたもの。九州北部や山口県でも多くのシュメール文字が発見されており、古代に大陸から渡ってきた人々によってもたらされたのではないかと言われています。 巨石群の中心をなす「太陽石」と呼ばれる高さ5.5m、周囲15.3mの巨石は、頂点の真北に北極星があり、この石の周囲は磁気の動きが独特で方位磁石がクルクル回るのだそうです。 このような不思議な磁力を持つ石と、遠くに阿蘇山や久住連山、渡神岳などが見渡せ、遮るもののない360°の大パノラマ。ここに来ると言葉では表現できない自然の気(パワー)を感じることができるでしょう。アクセス
大分自動車道日田ICから約1時間30分、JR阿蘇駅からは約40分です。鍋ヶ滝
阿蘇郡小国町にある鍋ヶ滝公園の中にある滝です。滝の落差は約10mと規模は小さいですが、幅が約20mあります。滝が落ちていく様は、さながら水のカーテンのようで木漏れ日に照らされる水の流れは美しく、とても神秘的です。 また、最大の特徴として鍋ヶ滝は「裏見の滝」と呼ばれ、裏から見ることができるのです。滝を裏側から見ることって想像もできませんが、緑豊かな自然の色を滝を通して見るというとても神秘的な体験は、いつもとは違う方法で自然の力を感じることができます。大自然のパワーあふれるスポット
お茶のCMにも使われたことのある美しい滝で、夏はマイナスイオンたっぷりの天然のミストを浴びることができます。晴れた日の午前中、特に早朝には、滝に光のカーテンがかかっているかのような美しい光景を見ることができるかもしれません。 鍋ヶ滝は約9万年前に起きた阿蘇カルデラを作った巨大噴火でできたとされていますが、滝を形成する岩盤や地層は今でも変化を続けていて、少しずつ形を変えているそうです。 世界ジオパークにも認定された「阿蘇ユネスコジオパーク」の中のひとつでもあり、まさに大地や自然の力を直接肌で感じることのできるスポットといえるでしょう。アクセス
大分自動車道日田ICから車で1時間、九州自動車道熊本ICから車で1時間30分です。また、道の駅小国ゆうステーションからは車・タクシーで10分程となっています。乙姫子安河原観音
阿蘇市乙姫にある「乙姫子安河原観音」。阿蘇山を遥かに仰ぐ乙姫川の上流、子安川の地に鎮座し、子授かり、安産の守り神として古くから信仰されています。 河原に上向きに寝た女体の姿をした自然石が、胸から股の辺りまでをあらわし、それを観音様のお姿に見立てたものです。約1500年前に神功皇后(じんぐうこうごう)が懐妊の際、安産を祈られたとされたことから、安産、子授かりの神様として信仰を集め、全国から安産祈願、子宝祈願のために毎年多くの参拝者が訪れます。祈願の方法
参拝の際には河原の石を拾ってお堂に奉納し祈願します。このとき、男の子を授かりたい人は黒い石、女の子を授かりたい人は赤い石を奉納すると良いとされています。 さらに、河原の石を持ち帰って股に挟んで寝るとその願いが必ず叶うという言い伝えもあります。願いが叶ったら、持ち帰った石を捨てずにお礼参りの際にお堂に戻します。 自然石を御神体とする女体の観音様は全国的にも珍しく、日本の奇岩百景にも登録されています。アクセス
九州自動車道熊本ICより車で約1時間、JR阿蘇駅より車で約20分です。バスの場合は、熊本から九州産交バスの特急やまびこ号熊本空港、阿蘇駅経由大分行きに乗車し、乙姫ペンション入口で降車します。バスはおよそ2時間で到着し、そこから1kmほどで観音様に到着します。(1日7往復)阿蘇白水龍神權現
本物の蛇を祀る神社
阿蘇白水龍神權現は、白蛇と金蛇を御神体として祀っている神社です。そしてその蛇は、実際に生きている蛇です。平成12年と13年にそれぞれ、この神社の境内で見つかったという白蛇。 その事実がこの神社ができたきっかけとのことです。比較的新しい神社ですが、白い蛇が表れたというエピソードはとても神秘的です。ご利益
蛇は日本では白蛇は希少性があり縁起の良い動物として信仰の対象となっていて、高い霊力を持つと言われています。 世界でも生命を現す生き物とされ、WHO(世界保健機構)のシンボルマークや、救急車のマークにも使われています。 脱皮を繰り返して再生することが生命の源、出世、金運、財運をもたらすと考えられ「弁財天」の眷属(使い)として財や富をもたらすと言われているのです。行事
この神社では実際に白蛇様を拝観することができ、白蛇様に祈願することで種々の願いが成就すると言われています。 さらに、巳の日には祈願後、直接白蛇様を身体に当ててもらうことができるのだそうです。 夏期には「水行の儀」と呼ばれる、白蛇様が泳がれている水盤の水で銭洗いをする行事が行われています。白蛇様に触れることはできませんが、白蛇様の方から来てくれる事があり、その際にはたくさんのパワーをもらえることでしょう。アクセス
JR熊本駅から豊肥線「立野駅」で南阿蘇鉄道に乗り換え「中松駅」で下車後、徒歩20分程です。熊本地震の影響で、通行止めの箇所が多いので、HPで迂回ルートを確認してから行ったほうが良さそうです。上色見熊野座神社
ご祭神・創建
伊邪那岐命(いざなぎのみこと)、伊邪那美命(いざなみのみこと)、石君大将軍(いわぎみたいしょうぐん)を祀った神社です。 うっそうとした杉林、苔むした石畳や灯篭など、自然がそのまま残された森の中にあり、一度足を踏み入れると別世界に入ったような感覚に包まれます。 伊邪那岐命、伊邪那美命は日本神話で国生みと神生みを行ったと言われる日本神話の中心的な神様で、石君大将軍は阿蘇の地を開拓したと言われる健磐龍命(たけいわたつのみこと)の荒魂(あらたま・神のもうひとつの側面、荒々しい側面)と言われています。神殿
神殿へ続く参道には100基近くの石灯篭が立ち並び、とても神秘的で壮観です。神殿の後方には、健磐龍命の家来である鬼八法師(きはちほうし)が蹴破って開けたとされる縦横10m以上もある大風穴「穿戸岩(うげといわ)」があります。ご利益
巨大な岩に風穴が空いている様から、困難な目標を達成するという象徴として「合格・必勝」のご利益があるとして信仰されています。 御神木の「なぎ」の木は、波風を沈める「凪」に繋がることと、葉に葉脈がなく縦には裂けるが横には引きちぎれにくいことから、男女の縁が切れないことの象徴として捉えられ、昔から男女がお互いに身につけたり、母親が嫁ぐ娘に持たせたりしていたそうです。 手つかずの大自然とその神秘的な雰囲気から、パワースポットとしても人気があります。アクセス
南阿蘇鉄道高森駅より車で10分です。幣立神宮
ご祭神・創建
弊立(へいたて)神社は、上益城郡山都町にある日本最古と言われる神社です。 日本神話以前から存在していたと言われる最古の宇宙神である大宇宙大和神(おおとのちおおかみ)を祀る唯一の神社で、世界の人種を代表する五色の人種を表した仮面「五色神面」が社宝とされており、五色人を代表する神が集まり、地球の安泰と人類の幸福、世界平和を祈ったとされており、スケールの大きさを感じます。神話
伝承によれば健磐龍命(たけいわたつのみこと)が高千穂から阿蘇に向かう途中でこの地に立ち寄り、幣帛(へいはく)を立てたことが始まりとされています。 他にも、天照大神(あまてらすおおみかみ)の孫である瓊々杵尊(ににぎのみこと)が各地を清める際に使用されたとされる神聖な湧水「東御手洗」もあり、不老不死のために中国の始皇帝も求めたというエピソードから、この神水のパワーの大きさを感じられます。 この地からは大地の力、そして宇宙の力を十分に感じることができ「何かが違う」という空気を感じる人も多いようです。アクセス
九州自動車道松橋(まつばせ)ICから国道218号経由でおよそ1時間です。福運三社(ケヤキ水源・小国両神社・鏡ヶ池)
ご利益
福運三社とは阿蘇郡小国町にある「けやき水源」「小国両神社」「鏡ヶ池」のことを指し、これら3つのスポットを回る「福運三社参り」が宝くじ祈願や金運アップのご利益があるとして有名です。 由来は江戸時代、小国両神社の境内にあった神護寺で、年貢などが収められない百姓に対し賽銭を貸して多くの人々を救ったことや、商人が商いの元手に賽銭を混ぜると万倍返しになったという言い伝えがあります。 これらのことから「けやき水源の水神様」「小国両神社」「鏡ヶ池」を回って祈願を行い、「福銭」を借りるという「福運三社参り」が行われており、観光客にも人気となっています。ご神木の三本杉
小国両神社は金運アップのご利益があるとされ、珍しい三本杉が御神木として祀られています。けやき水源は樹齢1000年の大けやきの木と、そのふもとに湧き出た水に福運の水神様が宿っていると言われており、湧水と大木のエネルギーが一体となって感じられる場所です。鏡ヶ池
鏡ヶ池は平安時代に醍醐天皇の孫娘が清少納言の兄を慕い、再会を祈ってこの池に鏡を沈めたとされる場所で、のちに恵比寿様が祀られ、縁結びや開運のご利益があるとされています。アクセス
車の場合は熊本市方面からは国道212号線を北へ約30分、福岡・長崎方面からは大分自動車道日田インターから国道212号線を阿蘇方面へ約40分です。 三社めぐりは小国両神社からが始めやすいでしょう。宝来宝来神社
宝来宝来(ほぎほぎ)神社は、平成になってから建てられた新しい神社です。岩と宝くじ
平成16年春、解雇された重機の運転手がこの土地の岩に当たり、破壊しようとしたがどうやっても壊せず、そのうちに岩が夢に出てきて「私を壊さないでくれ。お金が必要なら宝くじを買って、そのお金の一部で私を祭ってくれないか」と告げられたそうです。 運転手が実際に宝くじを買うとなんと生活に困らない程の額が当選したそうです。そしてお告げ通りに岩を掘り出しました。ご神体の「当銭岩」
その後話が広まり、岩は「当銭岩」と呼ばれるようになり、願掛けをする人が増えていきました。そして、宝くじが当選された人の寄付により、神社が建てられきちんと岩が祀られることになったのです。 従ってこの神社では当銭岩が御神体です。実際に直近のエピソードであることから信ぴょう性があり、当銭岩のパワーが今現在、大きな状態であるということが言えるのではないでしょうか。ご利益
「宝来宝来」が表す宝とは、宝くじやお金のことだけではなく、夫婦や親子、人と人との交流などもお金では買えない「宝」であるとされ、こうした人間関係の問題を解決するというご利益もあると言われています。アクセス
車の場合は熊本空港より阿蘇方面へ約15km、バスの場合は阿蘇くまもと空港より産交バス[快速]たかもり号乗車、「木の香湯温泉入口」下車、県道28号を空港方面に徒歩15分です。神龍八大龍王神社
菊池市龍門にある、その名の通り龍や蛇にまつわる伝説がたくさんある神社です。ご祭神・創建
龍王神社の裏には、昔雄龍と雌龍が棲んでいたとされる神話のある2つの淵「男龍」と「女龍」があり、その龍神を祀ったのがこの神社の始まりと言われています。入口の鳥居は古くひっそりと立っていますが、その佇まいから清廉とした雰囲気を感じさせます。 参道に入ると竹林が取り囲み、幅の狭い細長い石の階段を降りていきます。登るのではなく降りていくのが龍神様の中に入っていくという独特なイメージを強めます。 神社の境内からは男龍を望むことができ、自然のパワーを感じられます。社殿は小さいですが美しく保たれていて、龍神様への信仰心が表れています。ご利益
八大竜王を祀る神社では商売繁盛、金運アップの他、出世、勝運、除災招福、恋愛成就、五穀豊穣など様々なご利益があると言われています。参拝方法
参拝するときは八大竜王様の御真言である「おんめいきやしやにえいそわか」と唱えながらお参りしてみてください。 神社の裏には「夫婦杉」と呼ばれる御神木があり、心を鎮めてその幹に手を当てると心身の健康増進、維持に効果があり、さらに良縁にも恵まれるのだとか。 竜王神社に参拝したあとにこの御神木に触れればさらに金運が上がるとも言われています。アクセス
九州自動車道「植木IC」から菊池温泉街を経由し、竜門ダム方面へ向かいます。ダムを目指して直進すると突き当りに鳥居が見えてきます。蓮華院誕生寺奥之院
ご祭神・創建
玉名市にある真言律宗の寺院です。「蓮華院誕生寺奥之院」は、この地で生まれ実在した僧侶「皇円大菩薩」を祀った真言立秋の「九州別格本山」です。 玉名の街中にある本院から4キロ程離れた山中に、奥之院があります。奥之院のある小岱山は、古くから寺院が建立されるなど、霊山として信仰が高かった山です。 奥之院も、霊山での多くの僧侶たちの修行の場として、昭和53年に建てられました。大梵鐘「飛龍の鐘」
ここには世界一の大きさと言われる大梵鐘「飛龍の鐘」があります。重さ一万貫(37.5トン)で「万貫=満願」、直径九尺五寸で(九=苦と五=業)から解き放たれるというご利益があります。 僧侶とともに鐘を撞いて祈願する「大梵鐘祈願」も行われています。五重塔
さらに、五重塔では修行の体験をすることができ、厄払いや写経、火を焚いて心のけがれを浄化する「護摩祈祷」、座禅など、様々な修行体験を通して、心をゆっくりと落ち着かせ、清々しい気持ちになることができるでしょう。 最上階には見晴らしの良い展望台があり、阿蘇の山々や有明海、眼前には雲仙岳も眺めることができます。現在では一願成就を祈るために多くの人々が訪れるパワースポットになっています。アクセス
車の場合九州高速道菊水インターより玉名方面へ20分、または大牟田市より玉名方面へ30分(福岡市内より1時間30分)となっています。公共交通機関の場合は九州新幹線新玉名駅かJR鹿児島本線玉名駅で下車、タクシーで本院へは約5分、奥之院へは約10分の距離になっています。草部吉見神社
ご祭神・創建
草部吉見(くさかべよしみ)神社は、阿蘇郡高森町に鎮座する神社です。社殿が鳥居より下にある珍しい「下り宮」と呼ばれる形式で、日本三大下り宮の一つに数えられています。 神武天皇の第一皇子、日子八井命(ひこやいのみこと)を主祭神としています。日子八井命はこの地に伝わる「草部神話」の主人公であり、阿蘇の開拓にも関わりのある由緒ある神社です。御神木
鳥居から石段を約130段降りていくと社殿があり、社殿の裏には樹齢500~600年とも言われる御神木のスギの木(大杉)があります。神話
境内には草部神話の主人公日子八井命が人々を困らせる大蛇を退治したときの絵や、大蛇を斬った時に流れ出た血でできたと言われる沼など、神話や伝説に基づくものがたくさんあり、また木々に囲まれて下へ降りていくという行為自体が非常に神聖なものに感じられます。アクセス
高森駅から車で約23分となります。山崎菅原神社
ご祭神・創建
学問の神様として有名な菅原道真公を祀った神社です。 創建年については諸説ありますが、延久2年(1070年)3月に、菊池氏の初代である菊池肥後守則孝隆公の夢に菅原道真公が現れ、託宣を受けて現在の太宰府天満宮である筑前國太宰府安楽寺天満宮から、南領森本の地に菅原山天満宮という名前で社殿が建立されたと言われています。 その後、西南戦争により境内の建物が焼失、山崎村付近の土地を寄進されて、この地に遷座されました。その際に山崎という名前が付き「山崎菅原神社」となったとされています。ご利益
学業成就、合格祈願などにご利益があるとされ、多くの人がご祈願に訪れます。 また、最近では現代アーティスト監修の一風変わった「恋みくじ」が話題になっています。このおみくじには大吉や凶などは書かれておらず、直球で現代の馴染みのある言葉でメッセージが書かれています。 それぞれの言葉には深い意味が有り、同じ言葉でも男女で意味が違うこともあります。解釈が気になったときは宮司さんに訪ねてみましょう。アクセス
JRでは熊本駅、上熊本駅、新水前寺駅が最寄り駅でそこからバスで約15分です。車の場合は熊本IC・植木ICより約30分、益城熊本空港ICより約35分です。小萩山稲荷神社
阿蘇郡南小国町にあるこの神社は、全国にある稲荷神社の中でも、唯一恋人探しにご利益があると言われている稲荷神社です。 標高約840mの高台にあることから、昔から牛や馬が見つからない時にここでお参りをしてから探すという風習があり、それがいつしか「恋人探し」にもご利益があると考えられるようになったとされています。阿蘇の五岳
高台にあり、遮るもののない状態で阿蘇の五岳を見渡すことができ、その景色が圧巻の一言です。 左から根子岳、高岳、中岳、烏帽子岳、杵島岳と連なっており、その風景画お釈迦様が仰向けに寝ているように見えることから「阿蘇の涅槃像」とも呼ばれています。 ここから山々を見渡して、動物を探していたのだろうと想像できます。 また、社殿は、社殿から鳥居側へ貫くような中空構造になっており、社殿の中から神様が鳥居、さらに鳥居の向こうにある阿蘇の山々を見渡しているかのような作りになっているのが非常に特徴的で、この神社のご利益をよく表しています。 近くには「夫婦滝」と呼ばれる縁結びの滝として有名なスポットがあり、合わせて訪れるのもオススメです。アクセス
阿蘇くまもと空港から車で約90分です。北岡神社
ご祭神・創建
北岡神社は熊本市西区、JR熊本駅近くに鎮座する神社です。 承平4年(934年)第61第天皇の朱雀天皇の御代に、藤原道長の家司で道長四天王の一人に名を連ねる藤原の保昌(ふじわらやすまさ)が肥後の国司として下向された際に、凶徒の反乱や疫病の流行を鎮めるため、京都の八坂神社の御文例を勧請し、飽託郡湯原(現在の二本木五丁目)にその地の鎮護として創建されたのが始まりと言われています。 正保4年(1647年)に現在の北岡の森に遷座されました。 御祭神は健速須盞嗚尊(たけはやすさのをのみこと)と奇稲田姫(くしいなだひめのみこと)、須盞嗚尊の八柱の御子神で、国造りに重要な役割を果たした神様です。御神木
この神社には願いが叶うと言われる樹齢1000年の楠があり、「厄除けの夫婦楠」として御神木とされています。北岡神社がこの地に遷座してから、北岡の森に自生していた一対の楠の大木で、この期に御神霊が宿ったという伝説があります。 この木へ祈願に訪れることを「良縁まいり」と呼び、夫婦楠の気のあいだをくぐって参拝すると、厄除け、夫婦円満、縁結びのご利益を授かると古くから言い伝えられています。 男女で参拝の仕方が異なり、それぞれ良縁が成就するよう願いながら、心静かに廻ることでご利益を授かると言われています。アクセス
車の場合、熊本空港より約40分、九州自動車道熊本I.Cより約40分、JR熊本駅より 約2分 、熊本城より約2分となっています。JR熊本駅からが近くて便利です。浮島神社
嘉島町にある神社で、池の中に浮かんでいるように見えることから浮島神社と名付けられています。周りを湧水による池に囲まれています。ご祭神
浮島神社の御祭神は、国海を行った夫婦の神様「伊邪那岐命(イザナギノミコト)」「伊邪那美命(イザナミノミコト)」です。 その為、夫婦円満、良縁、縁結びのご利益があり、また多くの神様を生んだという逸話から「安産」の神様として古くから信仰されています。名水百選にも選ばれる湧水
伊邪那岐命は、始めて「禊ぎ」を行った神様であるとされ、厄払いの神様とも言われています。禊には清浄な水が必要です。この浮島神社を取り囲む池の湧水は、平成の名水百選にも選ばれるほど美しい水で、災厄を流し去るのに最適であると言われています。 湧水の量は1日13トンとも言われ、この地に清浄な気が生まれ続けていることがわかります。 朝になると池から朝霞が立つ様子が見られることがあり、とても神秘的です。由緒
浮島神社の由緒は、元々この地の領主であった井王家3代目井王三郎直久が長保3年(1001年)に創健したとされ、お告げに従って屋敷の北山を崩したところ、農耕に不適で悩まされていた湿地の水が1箇所に集まり池ができたというエピソードから以来、井王家は代々1000年以上も神職を勤め、現在41代目となっています。アクセス
車の場合九州自動車道「御船IC」から約10分、バスは熊本交通センターから熊本バス(御船経由甲佐・砥用・玉虫行きorクレア経由城南行き)「下六嘉」下車、徒歩約10分です。出水神社
ご祭神・創建
出水(いずみ)神社は、創健は明治11年、細川氏に代表される熊本県の歴代藩主を祀るために建てられました。 明治10年の西南戦争で焼け野が原になった熊本城下や戦いで荒んだ心を安定させ、熊本の街を発展させようと、旧藩主である細川氏を敬い慕う旧藩士たちの願望により、細川家に関係の深い水前寺成趣園の地を選び創建されたとされています。 歴代の藩主及び、細川忠興公室ガラシャ夫人もここに祀られています。ご利益
出水神社は商売繁盛、無病息災、縁結び・良縁のご利益があるとされます。境内所見
出水神社のある水前寺成趣園の庭園は、細川家が3代、約80年かけて完成させた桃山様式の回遊式庭園で、美しい池とそれを取り囲む木々や石の配置が美しく、心が洗われるような気持ちになります。 周辺には平成の名水百選にも選ばれた透明度の高い美しい川があり、パワースポットと言われる所以となっています。また、拝殿南西側には「五葉松」と呼ばれる初代熊本藩主細川忠利が大事に育てられていた松の木があり、樹齢400年とも言われています。 さらに御神水として阿蘇火山系の硬水「長寿の水」が湧き出ており、非常にパワーが感じられます。アクセス
熊本市中央区の、JR豊肥本線新水前寺駅から徒歩約15分、車の場合は九州自動車道・熊本ICから国道57号経由8キロ(約15分)になります。加藤神社
ご祭神
加藤神社は、熊本城の場内に鎮座し、熊本城の近望スポットとしても有名な神社です。 熊本城本丸において、熊本城の築城をはじめ国の発展に尽力し、文武ともにすぐれ、上には忠義を尽くし民には慈悲と情を持って当たられた大人物とされる加藤清正公を祀った神社です。境内所見
境内には清正公にまつわる物が多く、文録の役の記念として持ち帰った太鼓橋は「出世橋」とも呼ばれ、朝鮮出兵から帰国後の橋づくりの礎になったと言われています。 また、清正公の重臣である大木邸で使用された「大手水鉢」という水鉢があり、熊本三手水鉢と呼ばれています。清正公お手植えの銀杏の樹や、朝鮮出兵の際に使用した旗立石など、見所がたくさんあります。ご利益
加藤神社のご利益は必勝祈願、学業成就、商売繁盛、病気平癒とのことです。また、境内には珍しい御神木があり、その立派な姿に圧倒されます。アクセス
熊本城市役所前で下車し、徒歩約9分です。車の場合は熊本ICから約30分です。青井阿蘇神社
ご祭神・創建
青井阿蘇神社の歴史は古く、今からおよそ1200年に創設されたと言われています。 御祭神は阿蘇の開拓神話にも出てくる、神武天皇の孫で阿蘇の神話の中心的な神様である健磐龍命(たけいわたつのみこと)、その妃である阿蘇津媛命(あそつひめのみこと)、二人の子どもの國造速甕玉命(くにのみやつこはやみかたまのみこと)の三神です。 阿蘇神社に祀られている十二神の中でも特に重要な三神なのではないでしょうか。境内所見
本殿、廊、拝殿、楼閣、五棟の一連の御社殿は全て同時期のものであるというとても貴重なもので、熊本県では初となる国宝にも指定されている荘厳な建築群です。 境内には御神木である大楠があり、人吉市の指定天然記念物にもなっています。創健されてから1200年の間、地域の人々から「青井さん」と親しまれ、心のよりどころとして有り続けており、五穀豊穣や子孫繁栄などを祈願されてきました。アクセス
九州自動車道「人吉インターチェンジ」より車で10分、電車の場合はJR肥薩線「人吉駅」から徒歩で5分です。まとめ
九州は国生みなどの日本神話の舞台となったと言われる場所が数多く存在します。阿蘇は熊本を代表する神話の舞台であり、数々の伝説や、日本最古と言われる神社があるなど、神聖な場所が多いです。 熊本はカルデラを形成した大噴火など、もともと大地や地層の動きが活発な地域であり、大地のパワーも強いと言えます。そんな阿蘇を制して開拓した神話の神様の力もまた想像もできないほどに強いものだったのでしょう。 自然の力と様々な神様のパワーが融合している、そんな場所がパワースポットと言えるのかもしれません。また、阿蘇には黒川温泉など有名な温泉街もあります。 観光の際は温泉を楽しみ、そしてゆっくりと雄大な気持ちでパワースポットをめぐるという旅をしてみるのも良いのではないでしょうか。パワースポットとの相性を調べる
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