『ナイト&デイ』は、2010年に公開されたアクション映画です。
「トム・クルーズとキャメロン・ディアス、二大スター共演」と宣伝されていましたが、「まぁ二人が出演しただけ…」と言っても過言ではないと…。
ハッキリ言って「駄作」と思っておりますが、一応どんな内容か紹介します。
CIA要員(スパイ)であるロイ・ミラー(トム・クルーズ)が、ごく普通の一般人であるジューン・ヘイヴンス(キャメロン・ディアス)を事件に巻き込んでしまい、ストーリーは展開されていきます。
強力な発明品(?)が悪人の手に渡らぬよう守るべく、スパイであるロイ・ミラーが活動していたわけです。
内容はこれだけです。ちょっとしたロマンス的な要素もありますが…。
無茶苦茶なストーリー展開で、結末もお粗末過ぎて、見終わったとき唖然としてしまいました。
「スパイ」らしい秘密工作的なアクションではなく、派手なドンパチ。
スパイ映画の一つの醍醐味である特殊道具・武器もほぼ登場しません。
何を意図して作られた映画なのかサッパリわかりません。
見所を強いて挙げるなら、「トム・クルーズとキャメロン・ディアスは相変わらずカッコいい」というところでしょうか?
二人は一度『バニラ・スカイ』で共演していますが、ストーリーも全然違うので、演じ方も当然違います。「さすが」と言ったところでしょうか。
もう一つ挙げると、最後の方のバイクに乗りながら繰り広げるアクションシーンでのキャメロン・ディアス。
斬新なアクションだったので、「おお~カッコいい」と思いました。
しかし、特別訓練を受けたわけでもないのに、「突然なぜあんなことができてしまうの?」というストーリーの矛盾にぶつかりもしますが…。
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