著者名:ダンディー坂野
プロフィール:
1967年1月16日生まれ、石川県出身。AB型。本名は坂野 賢一(さかの けんいち)。
2002年以降のお笑いブームの火付け役となったNHK『爆笑オンエアバトル』の第1回に出演し、合格している。番組初期の功労者であり出場回数も多いが、オンエア率(合格率)は約3割と低く、番組歴代最多のオフエア回数15回という不名誉な記録も持っている。ただし、オフエアとなったネタも極端にKBが低いわけではなく、オンエア率の高い400KB代でオフエアになった時もあった。2000年6月放送分で当時の自己最高KBである393KBを記録したが、6位でオフエアになったため、司会の森下和哉アナウンサーに向かって「超ムカつく!」と嘆いた。ちなみに最高KBは453KBである。オンエア率の低さとは裏腹に番組の枠を超えて人気を博し、彼のブレイクはピン芸人ブームのさきがけとなった。
基本的にネタ芸人であり、お人好しな性格でフリートークが得意でないため、2003年をピークに人気が下降。唯一のレギュラー番組であった『3つのとびら』が2006年3月に終了して以降、テレビ出演の回数はめっきり減っている。現在では月に数本の深夜番組や地方ローカルの番組、及びライブを活動の場としている。だが「アメトーーク」など度々全国ネット番組に「一発屋芸人」として番組出演する事が多く、テレビから消えたわけではない。本人もそのキャラクターに徹しているようで、『たかじん胸いっぱい』(関西テレビ)に出演した際に「お笑いブームで残れないのは分かっていたし、ブレイクした時点で僕の中で何かが終わった気がした。これから頑張るより、一発屋芸人というキャラクターになろうと思った」と語っていた。