著者名:武豊
プロフィール:
1969年3月15日生まれ、滋賀県出身。O型。
金勝小学校、栗東中学校、競馬学校(3期生)を経て1987年にデビュー(同期生に蛯名正義)。同年にトウカイローマンで京都大賞典に勝利すると、以来毎年重賞を勝ち続けている。GIでは、1988年に菊花賞で優勝したのを皮切りに、20年連続で、つまりデビュー初年度を除く全ての年でGI競走を制覇している。デビュー以来「競馬の祭典」と言われる東京優駿(日本ダービー)に勝つことができず、競馬界の七不思議の一つと言われたが、10年目の1998年にスペシャルウィークで初勝利し、同時に史上2人目の八大競走完全制覇を達成。翌年(1999年)もアドマイヤベガで制し、史上初の連覇を達成した。2005年までにタニノギムレットとディープインパクトで勝利し、通算4勝は中央競馬最多である。現在、日本を含め5ヶ国でG1を勝利している。
デビューした1987年と1991年、並びにフランスへ長期海外遠征を行った2001年を除き毎年コンスタントに年間100勝以上のペースで勝ち続け、2003年から年間200勝を3年連続で記録。
2002年2月24日の中山競馬第3競走で落馬し、骨盤を骨折して全治3 - 6ヶ月といわれた重傷を負ったが、わずか2ヵ月後の4月20日に復帰。その回復力は関係者やファンを驚かせた。それから1ヶ月後の5月26日には、この年の東京優駿(日本ダービー)をタニノギムレットで制して史上初の東京優駿(日本ダービー)3勝目を飾っている。
2007年12月29日現在で、JRAGI競走通算60勝。50勝目はディープインパクトが無敗でクラシック三冠を達成した2005年の第66回菊花賞である。他に、地方交流GIおよびJpnI競走を15勝(うちJpnI2勝)、海外GI競走を7勝。