著者名:渡邉美樹
プロフィール:
1959年10月5日生まれ、神奈川県出身。A型。ワタミ代表取締役会長・CEO。
幼少期は野球に熱中。10歳の時に母を亡くし、その後父の行っていた広告事業も清算。その頃に、将来は社長になることを決意する。
神奈川県立希望ヶ丘高等学校、明治大学商学部卒業。高校時代は図書館にこもっていたと講演会で語っている。大学在学中には大規模なイベントを多数企画実施している。大学卒業間際の1982年2月に北半球を放浪した。この放浪時に外食産業の素晴らしさに気づき、レストラン経営をしようと決意した。
経営コンサルタント会社で経理を学んだ後に1年間佐川急便(当時の東京支社管内)でセールスドライバーとして勤務し、起業資金300万を稼ぐ。同社の先輩に、元ソフト・オン・デマンド社長の高橋がなりがいる。1984年には有限会社渡美商事を設立。経営不振のつぼ八店舗を買い取る形で、フランチャイズ店オーナーとなる。1987年に「ワタミフードサービス」と改称し独立。1996年に株式店頭登録、1998年には株式上場を果たす。2002年の終わり頃にはワタミは300店舗を超える規模となった。
高杉良の小説「青年社長」(角川文庫)は、渡邉を主人公にしてワタミの起業とその後の展開を描いたものである。負債30億円をかかえる郁文館学園に私財一億円を投じたほか、金融機関と支払金利の減免を交渉し、赤字体質からの脱却に成功している。 2006年10月、日本政府の教育再生会議委員に就任。
最近はコメンテーターとして報道番組に出演し、教育問題について語ることが多い。