動物にも血液型があることは広く知られていますが、植物にも、血液型があることはご存知でしょうか?
人間は血液型を調べる際に血液に特殊な血清を混ぜ、その反応で判別しますが、植物でもこれと同じようなことができます。
血清に反応を示す物質は、糖タンパクの一種で血液型物質と呼ばれるもの。全体の10%程でありますが、植物にも血液の凝固を起こさせる血液型物質が含まれます。
分かっている中の主なものを挙げてみると、A型(アオキ、キブシ、ヒサカキ等)、B型(イヌツゲ、ツルマキ等)、O型(モミジ、ダイコン、ブヅ、ツバキイチゴ、ナシ、ゴボウ、エノキ等)、AB型(バラ、スモモ、ソバ、アワビ、カエデ等)となっており、O型が全体の8割を占めています。
バラが気まぐれといわれるAB型なんて、なんとなく納得してしまいませんか?
検索サイト[MT-ISLET] > 教えて知恵袋 > 動物の豆知識 >