
トビウオはとても長い胸ビレを持っています。
その胸ビレを使って、最高で400mも飛ぶとも言われています。
鳥のように胸ビレを羽ばたかせるのではなく、胸ビレを広げてグライダーのように飛びます。
トビウオが飛び上がるためには、水中で全速力で泳いで助走をつける必要があります。
そのため、他の魚と違って尾ビレの下の部分が長くなっています。
空中に体が出るときに最後まで尾ビレの下でスピードが持続できるので、空中での持久力が増します。
また、トビウオは風も上手く利用します。
凧が上がる原理と同じように、風に乗って滑走します。
つまり、向かい風に向かって飛び出して、風力を胸ビレに受けながら上昇します。
最高42秒間も飛んでいた記録があるそうです。
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