短期間で急速に成長させる狙いで作られた鶏の品種であるブロイラー。第二次大戦後に日本にも普及しました。
近頃では、ブロイラー工場は、ほぼオートメーション化されました。
まず、血抜きされた鶏は、毛穴を広げ、羽をむしりやすくするために、60度前後の湯に数十秒つけます。
湯漬けされた鶏は、高さ60センチ、直径1メートルほどの円筒形の脱毛機の中に入れられます。
脱毛機の内部には、ゴムの突起がたくさんついていて、鶏が中でぐるぐる回ると、突起に触れるたびに羽が抜けていく仕掛けになっています。
脱毛機で、ほぼ羽をむしりとられた鶏は、次の工程でバーナーで短時間焼かれます。短時間約ことで、細かな産毛まで全てなくなるのです。
実に効率のいい羽のむしり方のように思えます。
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