ゴボウは繊維質が多く、便秘症に効果があり、アルカリ性食品なので塩分をとり過ぎる人にはオススメの野菜です。
歯応えの良さで、きんぴらやかき揚げ等に使われ日本人の食卓には欠かせない食べ物となっています。
原産地は中央アジアで、初めは中国から日本に薬用植物として入ってきました。
そのゴボウを日本人が江戸時代から明治にかけて野菜として改良して、食べるようになりました。
旬は梅雨の季節の6月と7月です。
頭の先に緑の茎がついた新ゴボウは、柔らかく瑞々しく、1年中で一番美味しいと言われています。
そんなゴボウを食べるのは意外にも日本人だけです。
戦時中の日本の収容所でアメリカ人やイギリス人の捕虜にゴボウを食事として出したところ、戦後「日本人に木の根を食べさせられた」と捕虜虐待の罪で戦犯になってしまったというエピソードもあるようです。
ただ、現在の欧米ではハーブ(バードック)として使われているようです。
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