ピーマンは広くは唐辛子の仲間です。
中でも絡みのない甘唐辛子の仲間に分類されます。
ピーマンの伝来については諸説あります。
1642年に、ポルトガル人が持ち込んだ説や、16世紀後半に豊臣秀吉が朝鮮出兵の際に持ち帰ってきた等の説があります。
しかし、いずれも日本に入ってきた当時は辛み種のものでした。
現在のような甘み種が導入されたのは明治時代のことです。
戦前まではピーマンの栽培量はわずかなもので、あまり一般に普及はしていませんでしたが、戦後に食の洋風化が進み、昭和40年代以降にはピーマンは一般的な野菜となりました。
現在普及しているピーマンは甘み種ですが、種やワタを取り除くことで更に苦味が少なくなります。
また、緑色のピーマンよりも赤ピーマンの方が、苦味が少なくフルーティーな味がします。
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