カツオの料理、特に鰹節の歴史は古く、鰹は腐りやすい魚だから、室町時代頃より鰹節が調味料として使われるようになりました。
カツオのたたきの皮は焼くのが普通ですが、これは「腐りやすい」という理由ではなく、美味しくするためです。
カツオが本当に美味しい季節は「秋」ですが、「初鰹」は、脂の乗っていない春に食べることになります。堅くて味は悪いです。
ところが、ちょっと焼くだけで、身が緩んで柔らかくなり、生臭さも取れます。
皮を焼くだけで味が格段によくなるならば、焼かずにはいられませんね。
Copyright (C) Islet search. All Rights Reserved.