ミカンを食べていて手が黄色くなってしまった経験は、ほとんどの人にあるかと思います。
ミカンを食べていて手が黄色くなるのは、蜜柑に含まれるカロチンが原因です。
小腸で吸収された食べ物栄養分は、血液によって全身に送られますが、ミカンを食べ過ぎると、それだけ血液に含まれるカロチンの濃度が濃くなり、血管が透けて見える手の平等が、黄色くなってしまうわけです。
ミカンだけではなく、カロチンを多く含むニンジン、カボチャ等の食べ過ぎでも、同じことが起こります。
皮膚の黄色い幼児は大人以上に目立ちます。
一歳の男の子が全身真っ黄色になってしまい、「大変だ! 黄疸(おうだん)にかかった!!」と慌てて病院に連れて行ったら、単なる蜜柑の食べ過ぎだったという例もあったそうです。
いくら、ビタミンCが豊富だからといって、食べ過ぎは控えた方がよさそうです。
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