ひな祭りを「桃の節句」と呼ぶ他 、昔話(桃太郎)に登場する悪者退治のヒーローの名前にも桃が付けられていることからも、日本では古くから身近で愛されていたことがうかがえます。
古くは「邪気を祓う力がある」と思われていたことも背景にあるようです。
弥生時代には、日本に入ってきたと言われていますが、現在のような甘いものではなかったようです。
現在主流の品種は、明治時代に中国から導入された品種にさらに改良を重ねた、日本独自のものと言えるようです。
桃の種類には白桃や黄桃など、皮に毛があるものの他に、毛がないネクタリンがあります。
生食するのは白桃がほとんどで、かつて黄桃はほとんどが加工用でした。
しかし、最近では生食用の黄桃出回るようになっています。
黄桃が加工用に使われることが多い理由は、果肉が硬めで加熱しても煮崩れしにくいことです。
桃は、果物の中でも美味しいものを見分けるのが難しいと言われています。
適度に柔らかくなり、香りが強くなったら食べ頃です。
また、ふっくらとした丸みがあるもの、傷や凹みがないもの、皮の産毛が綺麗に生えているものを買うと良いでしょう。
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