紀元前3000年頃には、エジプトでピラミッドの建設労働者に食料として、ニンニクや大根とともに配給されていたと言われています。
世界的にみても、歴史の古い野菜の一つです。
玉ねぎが日本に導入されたのは明治時代。当時は、形や臭いからなかなか定着しなかったそうです。
しかし、今では食に欠かせない野菜の一つになりました。
玉ねぎは、栄養価としてはそんなに高くないものの、黄色の成分ケルセチンや香りの成分アリシンに機能性の効果があることが分かっています。
しかし、全体的には糖質が多く、栄養価というよりはタマネギそのものを味を楽しみたい野菜です。
ユリ科ネギ属特有の香りの成分アリシンは、ビタミンB1の吸収を高め、疲労回復に一役買ってくれます。
(※ビタミンB1は肉類、特に豚肉に多く含まれています。)
また、玉ねぎの外皮には、黄色の色素成分ケルセチン(ポリフェノールの一種)を含み、生活習慣病に効果があると期待されます。
尚、玉ねぎの栄養成分は加熱に弱いので、効果を期待するなら生食が良いです。
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