秋になると、庭に植えられている柿が実をつけているのを見かけることもあるほど国内の生産量も多い果物です。
ヨーロッパでも親しまれている果物です。
柿には甘柿と渋柿の品種があり、かつては柿といえば渋柿ばかりだったとか?
日本全国に多くの品種がありますが、甘柿で生産量が多いのは「富有(ふゆう)」。甘くて果汁が多いのが特徴です。
四角く平たい形の「次郎」は、静岡県の代表的な品種であり、人気のある品種です。
実がまだ緑がかって若い実でも、常温で4,5日追熟させて皮のハリが緩んだら食べ頃になります。
渋柿は生では食べられません。渋抜き干したものは、甘柿と同じように食べられます。
また、干し柿としては、半乾燥をした「あんぽ柿」、乾燥した「枯露(ころ)柿」があります。
柿を干すことでビタミンCは減ってしまいますが、カリウム・カルシウム・カロテン・食物繊維は増えます。
ただし、カロリーも約5倍になるので食べ過ぎには注意です。
柿は「風邪予防に効果的な果物」と言われています。
ビタミンCやカロテンが豊富な栄養価の高い果物で、粘膜を強化して風邪や肌荒れの予防に期待ができます。
更に、カリウムも含まれるので、血圧を下げる働きも期待されます。
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