現代の食事には欠かせないものになった加工食品。
一体いつ頃から出来たのでしょうか?
現在わかっている最も古い加工食品は、紀元前4千年頃にメソポタミアで作られた無発酵パンです。
小麦を砕いたものを平たくして焼く、インドのナン等の遠いご先祖様です。
日本でも同じような加工食品が、山形県の押出遺跡から出土しており「縄文クッキー」と呼んでいます。
また、漬物も歴史が古いです。
塩漬けにした食品が発酵して風味が加わるという現象は世界中で古くから知られており、現在もインドのチャツネやドイツのザワークラウト、韓国のキムチ、中国のザーサイ等、今では、その国の名物的食品です。
乳製品に目を向けると、やはり最古の加工食品といえるのはヨーグルトです。
はっきりした起源はわからないものの、ブルガリア地方では4千年以上前から愛用されたそうです。
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