
ステーキの最高峰といえばサーロイン。
サーロインは、牛の背中にあるロースの肉の中で腰の部分にあたる肉です。
豚の場合なら、サーロインにあたる部分とリブロースにあたる部分をひっくるめてロースと呼びます。
では、なぜ牛の場合はロースの肉の中で腰の部位をサーロインと呼ぶのか?
イギリスの王宮でのエピソードから生まれた名前だそうです。
国王が宴席を設けたとき、非常に美味なステーキが供され、招待者が「なんという料理なのか」と聞きました。
呼ばれた料理長が「ロインのステーキでございます。」と返答するのを耳にした国王は、その場で剣を抜くと料理に対し「サ」の称号を叙勲したそうです。
それ以来、牛の背中にあるロースの肉の中で腰の部分にあたる肉は「サーロイン」(腰卿)と呼ばれるようになりました。
だからこそ、食べるとリッチな気分になれるのかもしれませんね。
Copyright (C) Islet search. All Rights Reserved.