
サツマイモは、薩摩藩(現:鹿児島県)から付けられた名前ですが、他のイモより甘いので、甘藷(かんしょ)とも呼ばれます。
サツマイモの由来と、日本全国に普及した理由についてまとめました。
サツマイモの原産地は、メキシコやコロンビア等の中南米の熱帯地域と言われています。
まずは、中国から琉球王国(現:沖縄県)に伝わりました。1600年頃です。
薩摩藩が琉球王国を攻めた時、珍しい食べ物が出されました。それがサツマイモでした。
1700年頃に薩摩藩へ持ち帰って、栽培されるようになったのが、日本のサツマイモの由来です。
琉球王国からやってきたイモなので「りゅうきゅういも」と呼ばれたり、中国と関わりがあることから「からいも」とも呼ばれます。
サツマイモは、荒地に植えても育ち、他の作物が収穫できなかった時(凶作)でも育ったので大変重宝されるようになりました。
「天明の大飢饉(1780年代)」以来、各地でも作られるようになったそうです。
江戸時代に、青木昆陽がサツマイモの栽培を研究して日本全国に広めました。
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