野菜の中では珍しく酸味のあるトマト。
更に甘みもあるので、生食はもちろんのこと、スープやソース、炒め物にジュースと幅広く料理に使われています。
トマトに含まれるリコピンは、強い抗酸化作用がある赤い色素成分で、生活習慣病やガン等の予防効果の他、美肌効果もあると言われています。
リコピンは脂溶性なので、オリーブオイルと一緒に食べると吸収率が良くなります。
以下に代表的なトマトの品種を紹介します。
しっかりした果肉に、トマトらしい風味があります。甘みと酸味のバランスがよく、「王様トマト」の名前でも知られています。
生食の他、スープや炒め物によく利用されます。
果先がとがっている大玉種で、色はピンクっぽく皮が薄いトマトです。主に冬~春に出回ります。
果肉がジューシーで、ほのかな酸味と甘みがあります。
愛知県の伝統野菜です。
極力水分を与えることを控えて栽培することで、甘みや酸味をギュっと凝縮した中玉トマトです。
主な産地は、静岡県と長野県。
加熱調理にオススメのコクのある中玉トマトです。
火を通しても、鮮やかな赤色を保ち、更に旨味が増すのが特徴です。
鮮やかな赤色で、メリハリのある味わいのミニトマトです。
甘みが強く、わずかな酸味とのバランスが良いと言われています。
果肉が厚めで歯ごたえがあるので、お弁当に彩りに合います。
ツヤのある赤色で、糖度が高く、酸味も程よく含むミニトマトです。
旨味も多く、青臭さがないので、生食に適しています。
その他にも、大玉種の主流トマトの「桃太郎」、濃厚な味で加熱調理向きの中玉種「シンディースイート」、甘みと旨味が強いミニトマト「ピッコラルージュ」等が有名です。
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