「茶柱が立つと縁起のいいことがある」とよく言われます。比較的珍しいことですから、吉兆になると言い伝えられてきました。
何かの番組でも見ましたが、茶柱を立てることに異様に執着を持つ人もいるようで…。
そんなことで、茶柱が立つ確率を高める方法を掲載します。
茶柱を立てるため、ある人が「煎茶」を使って、「どれくらいの確率で茶柱が立つのか?」という実験をしました。
結果、100杯お茶を入れても茶柱は立たなかったようです。
そもそも煎茶は、新芽を使い繊細に加工したもので、茶葉を湯に浸して成分を抽出する茶なので、茶葉が小さく細く、茶柱を立てるのは難しいでしょう。
煎茶の次に、「茎茶」を使って茶柱を立てる実験をしたところ、10杯に1杯の割合で茶柱が立ったそうです。
茎茶とは、棒茶(ぼうちゃ)とも呼ばれ、茶の若枝、茶葉の柄、新芽の茎を混ぜて作られます。
文字通り、茎の数が多く、茶葉が煎茶よりも長く太い葉が多いので、茶柱が立ちやすいのも当たり前といえば当たり前でしょう。
茶柱を立てたいのなら、「茎茶」で茶をいれるといいということになります。
ちなみに、味は違えど「煎茶」も「茎茶」も緑茶の一種です。
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