料理の基本「さしすせそ」とは、調味料を入れる順番を表した言葉です。
「砂糖(さ)、塩(し)、酢(す)、醤油(せうゆ=せ)、味噌(みそ=そ)の順番で味付けをしなさい」という意味です。
砂糖には、食品を軟らかくする働きがあります。また、次に来る塩に比べると6倍の大きさの分子量があるため、味が染み込みにくいのです。
塩は逆に食品を引き締める作用があります。そのため、砂糖より前に入れてしまうと、甘味が付かなくなってしまいます。
実は「さしすせそ」の中で、厳密に守らなければいけないのは、砂糖と塩の順の2つだけです。残りの、酢や醤油、味噌は風味が飛びやすいので「先に入れないほうがいい」ということなのです。
また、酸は含まれる塩分のため、これまた砂糖の甘味が染み込みにくくなります。
とにかく「一番最初に砂糖」ということだけは覚えておくと良いと思います。
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