ズワイガニと言えば、冬の味覚の代表格。値段が少々高く、なかなか食べる機会も少ないのでは?
ところで、カニにもいろいろと種類がありますが、「ズワイガニ」とは、ちょっと変わった名前のような気もしますが、「ズワイ」は何から由来した名前なのでしょうか?
ズワイガニの姿形に関係があります。
昔から、木の枝や幹から真っすぐに細長く伸びた若枝のことを「すわえ」とか「ずわえ」と呼んでいました。
ズワイガニの姿は、細長く真っすぐに伸びた脚が特徴であり、その様子が「すわえ」に似ているので、「スワエガニ」、転じて「ズワエガニ」と呼ばれるようになりました。
ズワイガニは、地方によって呼び方が違い、山陰地方では「マツバガニ」とも呼ばれます。
しかし、マツバガニと呼ばれるようになったのも、姿から由来しており、細長い脚が松葉に似ているからだそうです。
「若枝」や「松葉」と言い、正月に食べるカニにふさわしい名前の由来ですね。
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