ニュースで「今年のジャガイモは、低温のため、例年より甘い出来になりました。」というのを聞いたことがあるかと思います。
温度とじゃがいもの甘みには関係があります。
いろいろな濃度の砂糖水を作って冷凍庫に保存してみると、温度と甘みの関係がわかりやすいです。
濃度が濃い方が低い温度まで凍りません。
冬の魚の方が、脂が乗るのと同じように、植物も糖分を増やして寒さに対抗します。
冬のホウレンソウやニンジンが他の季節より甘みがあるのも、そういった理由からです。
じゃがいもを育てるには低温で育てた方が甘くなりますし、新鮮なじゃがいもの甘みを保存しておくには低温保存がよいわけです。
北海道産のじゃがいもが美味しいのも納得できますね。
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