日本の都道府県の中で、北海道だけ突出して広いです。
面積は東京都の約36倍、日本で2番目に広い岩手県は約15,000k㎡ありますが、北海道は5倍以上。
しかし、最初から北海道だけ以上に広かったわけではありません。
北海道も昔は3県に分けられていた時代がありました。
北海道の開拓は、1872年に開拓使が設置されて、本格的な開拓が始まりました。
しかし、開拓使はすぐに廃止され、札幌・函館・根室の3県に分割されました。
3県に分けた結果、行政単位も分けられて、開拓のスピードが落ちてしまいました。
「開拓のスピードをあげる!」ということになり、北海道庁が設置され、結局、北海道庁が北海道全体を管轄するようになりました。
つまり、新しい土地を開拓するためには不便だったので、3つの県を1つにした結果、北海道の土地面積が広くなったわけです。
ちなみに、戦前は長官を国が任命していましたが、戦後、北海道知事を選挙で選ぶようになりました。
Copyright (C) Islet search. All Rights Reserved.