忍者と言えば黒装束を思い出すでしょうが、「昼間はどんな格好していたか?」ご存知でしょうか?
変装してスパイ活動に充実していたのが忍者たちです。
そんな彼らが、昼間から黒装束を身につけていれば目立ってしまって、まともなスパイ活動ができません。
黒装束は、夜討ちや夜の潜入の時に限って着ていました。
昼間は群衆の中にいても目立たない地味な服装を心がけていました。
しかし、幾ら地味な格好していても、よそ者が何かと目立つ昔の町では、家も職も持たずにいればすぐに怪しまれてしまいます。
そこで、ふらりと町に来ても、突然去っても不思議ではない職業になりすましていて、行商人や旅芸人・放浪僧等です。
旅や放浪が当たり前の職業です。
こうして忍者は諸国を回り、必要な情報を仕入れたら即刻領主のもとに伝えていました。
Copyright (C) Islet search. All Rights Reserved.