1805年10月13日、那賀郡の医師・華岡青洲(はなおか せいしゅう)が、初めて全身麻酔による乳がん摘出手術に成功しました。
それまで不治の病とされた、がんの治療技術が飛躍的に進歩すると期待されたそうです。
手術に用いた麻酔薬はマンダラゲ草を主原料とした「通仙散」と呼ばれるもので、華岡青洲が長年かけて発明したもの。
華岡青洲は、内科を吉益南涯に、オランダ流外科を大和見立に学んだ後、内外科を一体化した臨床外科や全身麻酔による手術の研究を進めた結果でした。
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