通信販売という販売方法は、今から100年以上も前の明治初期には既に登場していました。
一体誰が最初に始めたのでしょうか?
日本で郵便制度が創設されたのは、1871年(明治4年)のことですが、その4年後には「郵便為替制度」が設けられました。
郵便為替制度に目を付けたのが農学者でした。
農家の人が読む農業専門誌に広告を掲載し、外国産の苗や種・肥料等を、全国の農家に郵送販売するという商売を始めました。
つまり、日本で最初に通販を始めたのは農家の人達でした。
ちなみに、現在も農産種苗は「第4種」として 安い郵便料金で郵送することができます。
農産種苗にこんな特典が設けられているのは、種苗業界が郵政事業庁にとって、大きなお得意様だった時代の名残と言えます。
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