長時間正座をすると、立ち上がろうとしたとき、足がしびれることがよくあると思います。
なぜ足はしびれてしまうのでしょうか?
自分の体重に血管が圧迫され、血流が一時的に止まってしまう足の血行障害が原因です。
血液が止まると、血管中に含まれて痺れを起こす物質が血管の外に出ます。その物質が神経組織の特定の繊維に作用し、「痛み」を引き起こし、その「痛み」が「しびれ」の正体です。
また、しびれがあるのときに、無理に立ち上がろうとすると、筋肉が収縮し、神経組織が酸性に傾き、本来備わっているしびれを阻止する酵素が働きにくくなります。
焦れば焦るほど、しびれはひどくなります。
「神経組織」「酵素」等、ちょっとわかりにくい表現が多いですが、要するに血流を止めないことが足の痺れを防ぐ方法です。
椅子に座って足を組んでいるだけでも血流が止まり、足が痺れることがあるので、ご用心。
痺れがわかったら、苦笑いしながら収まるのを待つほか無いですね。
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