風邪を引いたり、花粉症になると、鼻水が止まらなくなりますね。
一体鼻水は、鼻の中のどういった仕組みで出てくるのでしょう?
鼻の穴の内部には、鼻腔が広がっており、鼻腔の粘膜には、粘液を分泌する多数の鼻腺があります。
さらに、鼻腺の周囲にはたくさんの毛細血管があって、分泌物が足りなくなると、すぐにその素材が供給されるようになっています。
したがって、鼻水を出す必要がある場合(鼻風邪や花粉症等)、粘膜や鼻腺から盛んに粘液が分泌され、粘液が足りなくなると毛細血管が素材を送り込んでくれます。
この一連の繰り返しで、鼻水が出てきます。
ちなみに、正常な状態でも、鼻の中はいつも湿った状態になっており、鼻の中で一日に消費される水分は、なんと1リットルにもなるそうです。
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