蜂蜜といえば、体に優しい自然食品の代表格です。
しかし蜂蜜にはよく見ると「1歳未満の子供には食べさせないように」という注意書きがあります。
なぜかというと、蜂蜜に含まれる「ボツリヌス菌」のためだそうです。
健康な大人なら蜂蜜に含まれるボツリヌス菌はまったく心配する必要は無いそうですが、腸内細菌の未発達の赤ちゃんは、ボツリヌス菌にやられてしまうのです。
通常糖度の高い蜂蜜の中では、細菌は生きることはできません。
しかし、ボツリヌス菌だけは芽胞というカプセル状の状態で休眠して、蜂蜜の中に潜む事ができます。
困ったことに、この芽胞状態では耐熱性もあり、通常の煮沸消毒では殺すことができないんだそうです。
ボツリヌス菌を含んだ蜂蜜は、5%程度と言われます。
つまり、20回購入すると1度はボツリヌス菌入りに当たるのです。
2017年・春に、離乳食に蜂蜜を混ぜたものを赤ちゃんに食べさせて、亡くなってしまったという悲しい事故がありました。
絶対に知っておくべき知識であります。
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