2001年から保険が適用されるようになり、一般的になってきたリレンザやタミフルといった抗インフルエンザ薬。これらの薬は、インフルエンザが増殖するときに必要な酵素である、ノイラミンダーゼを阻害することでウイルスの増殖を直接阻止するという新しい考え方の薬です。
インフルエンザは風邪とは異なり、ウイルスによって発病する全身疾患のため、抗生剤が効きません。
また高熱により、ウイルスの死滅を待つことが回復の早道のため解熱剤も使いにくい厄介な病気です。
抗インフルエンザ薬はインフルエンザの羅患期間を半分以下にしてくれるのですが、その性質から発症48時間以内に飲み始めないと効果が薄くなります。
現在は、20分程度で判定できるインフルエンザ判定キットがあるので、熱が出たらすぐに病院で検査しましょう。
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