精神年齢という概念がありますが、これは子どもっぽい性格とか、大人っぽい態度等で決まる数値ではありません。
フランスのピネーが1905年に、知的な能力が何歳の人の平均と同じかを表すために「精神年齢」を考え出しました。
精神年齢と実年齢の比率をパーセント表示したものが「知能指数」、つまり「IQ」です。
生活年齢7歳の子どもが精神年齢が7歳なら「IQ=100」ということになります。
もし7歳で精神年齢が9歳並みならば「IQ=129」になります。
しかし、知能指数は15歳程度までにしか当てはまらず、大人の知能を測るには向いていません。
概ねIQは知的な能力を測るテストと計算で求めることができるかもしれませんが、検査の仕方等(検査の説明不足や検査の意味に疑問を持つ子ども等)によっては、大きく違った数値が出てくるでしょう。
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