洗濯するときに、ヨーロッパの水は硬水といって、カルシウムやマグネシウムを多く含んでいるので泡立ちにくいと言われます。
ヨーロッパに対して、日本は火山国。酸性土壌のため、野菜類等の農作物も水もカルシウムが少なくなります。
ヨーロッパ産のトマトは、日本産のものよりも20倍もカルシウムが多く、毎日たくさんの肉や卵・チーズ等、酸性食品を食べ続けても栄養のバランスは取れます。
第二次大戦後、日本の食生活が欧米化して、肉や卵、チーズを多くとるようになり、昔から食べていた海藻類や小魚、青野菜等のアルカリ性食品の摂取量が減ったため、カルシウム不足が問題になりました。
住んでいる環境と人間がいかに密接につながってるかを物語る話です。
最近、アルカリ性食品が注目されてますが、日本人の本来の食生活をもう一度見直すことが先決のようです。
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