ケガをして、ひどいときに傷口が白いものが出てくることがあります。白いモノを「膿(うみ)」と言います。
傷口の手当の仕方が悪いと必ず出るもので、主にブドウ球菌(バイ菌)が入ったために白い膿が出て来ます。膿はブドウ球菌ではありません。
傷口はバイ菌が付くと、体内の白血球が集まってきて、バイ菌を食べて殺してしまいます。
しかし、白血球もやがて死んでしまうと、白血球の死骸の集まりが白い膿となって人の目に映ります。
つまり、白い膿は白血球とバイ菌の大戦争の残骸です。
ちょっとした傷だからと軽く考えると、ひどい目に遭います。特に夏場はご用心。
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