熱いものに触れたとき、反射的に指先を耳たぶに持っていく、昔からそんなことをしてきたのは、耳たぶの体温が体の中で最も低いからです。
なぜ耳たぶの体温は低いのでしょうか?
体温は、筋肉・骨や心臓・肝臓等で作られます。そこで生じた熱が血液によって全身に伝わります。
ところが、体の先端からはいち早く熱が逃げてしまいます。だから、指先がかじかんだり、つま先が寒さで痛くなったりするのです。
同じように、体の端である耳たぶからも熱が逃げるため、体温は低くなります。
耳たぶの体温は、夏の暑い日でも、29度くらいにしかなりません。
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