「疲れているのに寝付けない」「布団に入ると、ついつい考え事をして眠れなくなる」、そのような人結構いるのではないでしょうか?
私は、大概「瞬殺」で眠れる方ですが、ちょっと重たい考え事を抱えているときは、やはり布団の中で考え込んでしまい、寝付けなることがあります。
しかし、考え事がある時も余計なことを考えずに済み、「気づいたら寝ていた」という超便利な方法があることを知りました。
ちょっとした「遊び」です。
私の場合は、効果覿面でした!
その「遊び」を紹介します。
いたってシンプルな遊びです。
平仮名を1文字決めて、その平仮名で始まる単語を次々に連想して行くだけです。
単語を思い浮かべた際に、軽く「イメージ画像」も想像します。
例えば、「あ」にしましょう。「あ」から始まる単語を思い浮かべます。
「蟻」→「赤ちゃん」→「雨」→「明石家さんま」→「明日」→「飴玉」…、といった感じです。
約束事があります。以下の4点を守ってください。
たったこれだけですが、平均して20~30個くらい思い浮かべているうちに寝ている気がします。
自分の頭の中から、感情と関連性のある思考を排する作用があると思われます。
「ひろゆき(西村博之)」の配信がネタ元です。
西村博之さんにあまり良いイメージを持っていない人も多いかと思いますが、ひろゆきさんは「感情的に物事を考えず、論理的に考える」人で、考え方そのものが参考になることが結構あります。
(感情論をニヤニヤしながら完全に論破するので、あまり好かれないようですが…。)
また、本人曰く「広く浅い知識しか持っていない」と言いますが、一般的な人に比べたら、膨大な知識量です。
そんな彼の配信の中で聞いた方法でした。
ひろゆきさんは、「アルファベットを一つ決めて、英単語を思い浮かべる」ようです。
しかし、英語の不得手な私には無理なので、「平仮名」にアレンジしてやってみた次第です。
以下は「蛇足」です。(よく分からない人は飛ばして下さい。)
まず、漫画と思って侮るなかれ!
『はじめの一歩』は、ボクシング漫画です。
もちろんフィクション的な要素はありますが、『はじめの一歩』には、人間の肉体を実に科学的に解説されている部分が多々あります。
例えば、「重心移動に大事なのは、つま先であること」とか「膝の役割」「背筋の重要性」等々。
それもそのはずで、作者の森川ジョージさんは、一時ボクシングトレーナーをやっていた経験があります。
さて、『はじめの一歩』の中で「板垣学」という登場人物がいます。
いわゆる「天才肌のボクサー」で、何も考えず、無心で試合に臨むと恐ろしい力を発揮します。
ところが経験が浅い頃、キャリア豊富な相手と対戦すると、まんまと戦略にハメられ、考え込み過ぎて自身の力を封じてしまうことがありました。
ある相手と対戦した際、相手の戦略にハマって考え込みすぎて一方的にやられます。
そのときのインターバルで、トレーナーがいきなり「しりとり」を始めます。
リラックスさせ、余計なことを考えさせず、無心にさせるために「しりとり」をやったわけです。
その後、見事本来の力を発揮して勝つわけですが、その現象と似ていると思います。
※『はじめの一歩』99巻(森川ジョージ:著、講談社)を参考にしました。
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