舌には味を感じるための「味蕾(みらい)」という器官があります。大人の舌で、その数は約1万個と言われます。
味蕾の中にある味細胞が、甘味、酸味、苦味、塩味、うま味等を感じ取ってくれます。
味蕾は加齢とともにだんだん減り、70歳ぐらいになると半分程度になるそうです。
味蕾の減少とともに、次第に味を捉えにくくなります。味蕾がたくさんある子どもが口にできないような苦い食品でも、大人が平気なのは味蕾が減少するからです。
かつては舌の決まった位置の味蕾が、甘みや酸味等決まった味を捉えると考えられてきましたが、1つの味蕾で複数の味を捉えることがわかりました。
また、舌以外にも喉や上アゴにも味蕾はあります。ですから、ビールは本当に喉で味わうことができます。
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