「残しちゃダメ。ほら、赤ちゃんの分まで食べないと」という話を耳にするとおり「妊婦はよく食べよう!」と思う人が多いようです。
昔は妊婦には、バターや卵、蜂蜜、コンビーフ等を手土産として持っていったそうです。
しかし、これは「栄養が不足してた時代の話」です。
現在の栄養事情を考えれば、妊婦だからといって、モリモリ食べるのは考えものです。
そもそも妊娠初期のツワリの時期は、食べたくても食べることが難しいケースが多いですが、ツワリの時期を過ぎればほとんど問題はないでしょう。
妊娠中はむしろ太りやすいのです。
それでなくても体重は増加します。体重のコントロールが非常に重要とされます。
肥満は妊婦に負担をかけるだけではなく、妊娠中毒症や糖尿病等のトラブルの原因にもなるからです。
また、肥満の妊婦ほど帝王切開での出産になる確率が高くなることも事実です。
また、妊娠中は子宮が大きくなって大腸が圧迫されるため、便秘になりやすいから、食生活全般に気を配る必要もあります。
さらに貧血を起こしやすいため、鉄分の摂取は必須であります。
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