健康な人なら少なくとも0.4リットル、時には2リットルもの量のおならが1日に放出されます。
おならの正体は、口から飲み込んでしまった空気や腸内細菌による食物の発酵や腐敗時に出るガス、そして血液中から腸内に放出されたガスの混合物です。
おならの主成分は、窒素や二酸化炭素、水素で、臭いはありません。
ですが、数%含まれるアンモニアや硫化水素、インドールやスカトールといった成分が強烈な悪臭を持ちます。
「音の大きなおならは臭くない」というのは、臭いの少ない主成分の量が多いので、薄まっているといえるのでしょう。
ちなみに我慢したオナラは、大腸や小腸の粘膜から血管に吸収され血液中に混ざることになります。
おならには人体に悪い成分が含まれるから、あまり我慢を続けると、肌荒れや頭痛等の体調不良を引き起こします。
無理せずに適度に放出するようにする方が良いですね。
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