「コップに入れた水を、曲がるストローを使って逆立ちで飲めるか?」と言われたら、「無理だよー」と思うかもしれませんが、実は飲めるんです!(楽ではありませんが…)
食道は、約25cmもある筋肉のチューブに粘膜がついたもので、下へ下へと運ぶ蠕動(ぜんどう)運動をします。
食道の壁にある輪状の筋肉と、縦に走る筋肉が交互に収縮しながら、食べ物を先へ先へと運びます。
病気や体調不良じゃなければ、食べ物が逆流することはありません。食べ物や飲み物が胃の中に入ると同時に入り口の噴門は閉められ、逆流を防ぐのです。
簡単に言うと、馬やキリンを代表とした下を向いて食べ物を食べる動物と同じ原理です。
Copyright (C) Islet search. All Rights Reserved.