「紫外線」と聞くと、ほとんどの人は「肌に悪い」「シミやシワの原因になる」といったことを連想するでしょう。
特に女性は「肌の大敵」と見なす傾向が非常に強く、季節を問わず紫外線対策をする人もいますね。
確かに、紫外線は皮膚のコラーゲンにダメージを与え、肌の老化の原因となります。また、あまりにも強い紫外線を浴び続けると皮膚癌になったり、白内障を引き起こしたりする可能性もあります。
何かとマイナスイメージばかりの紫外線ですが、実は身体へのプラス作用もあります。
まず、紫外線を浴びることで「ビタミンD」が皮膚で作り出されます。ビタミンDは骨を作るために必要な物質です。皮膚で作り出されたビタミンDが体内で代謝されることで、腸からカルシウムが吸収されます。
つまり、紫外線を浴びないでいると、骨はもろくなり、最終的には骨粗鬆症(こつそしょうしょう)を発症してしまうこともあります。
骨は日光に浴びることと、運動をすることで強くなります。紫外線は人間にとって必要なものでもあるのです
最近は、比較的若い女性でも骨粗鬆症になるケースもあります。
適度に紫外線を浴び、適度な運動をした方が、むしろ「アンチエイジング」になります。
紫外線は他に、細胞の生まれ変わりを促進し若返らせる作用や、血圧を下げたり、コレステロールの減少させる効果もあります。
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