学校の新しい年度は、4月1日からスタートします。
学校の新年度スタート同様、4月1日生まれの子どもが4月生まれの子どもと同じ学年に入学できるかと思いきや、実は違います。
4月1日生まれの子どもは、「早生まれ」とされ、1~3月生まれの子どもたちと同じ学年になります。
つまり、4月1日生まれの子どもは、他の4月生まれの子どもたちよりも一つ上の学年で入学することになります。
なぜ、このようにわかりにくくなっているのでしょうか?
民法143条に満年齢についての規定があり、満年齢は「起算日に応当する日の前日」に達する、と書かれています。
つま0り、誕生日に一つ歳をとるのではなく、法律上では、前の日に歳をとることになっています。
したがって、4月1日生まれの子どもは、3月31日に歳をとることになります。
例えば、2000年4月1日生まれの子は、2006年3月31日に満年齢が6歳になります。(2000年4月2日生まれの子は、2007年4月1日に満6歳になる。)
また、学校教育法22条に「満6歳に達した日の翌日以後における最初の学年の新学期をもって小学校の就学がはじまる」と書かれております。
この規定もあり、先に挙げた2000年4月1日生まれの子どもが、6歳になった歳に小学1年生として入学することになります。
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