普通雪が降るのは冬ですが、東京に大雪が降るのは、2月の終わりから3月の初めの春が近づいて来た頃に多いです。
なぜ春が近づくと雪が振るのでしょうか?
春先に、東京に大雪が降るのは「南岸低気圧」の影響を受けるからです。
南岸低気圧は、春先に台湾近海で発生し、発達しながら日本の太平洋側を北東に進んできます。
南岸低気圧が進むとき気温が7℃以上なら雨になります。
ところが、5~6℃だと雪になる可能性が上がり、3℃以下だと50%の確率で雪が降り、0℃以下なら確実に大雪になります。
大雪といっても、東京ですから5センチ程度の積雪で大雪となります。
近年、東京で降雪が記録された日(春先のみ)を列挙してみます。(※気象庁のデータより)
2017年、1/14・1/20・2/9・2/10・2/19・2/24
2016年、1/12・1/18・2/7・2/24・2/25・3/1
2015年、1/21・1/28・1/30・2/5・2/17・2/18・3/10
2014年、1/19・1/22・2/4・2/8・2/9・2/11・2/14・2/15・3/7
2013年、2/14・2/28・3/6・3/13・3/19
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