地震が発生すると、数分後にはテレビ等に津波の情報が出ます。
津波は、地震が起きたとき断層が上下に動くために起きます。
例えば、やや大きめのボールに水を入れて上下に揺らすと、水面も揺れます。
地震で、海底がもり上がったり沈んだりすると、ボールに水を入れたときと同じように海の水も上下に揺れます。これが大波になり、津波になるわけです。
地震が発生すると、日本各地の気象台観測所から、震度等のデータが「津波予報中枢」というところに送られます。(※津波予報中枢は全国に6箇所~札幌管区気象台、仙台管区気象台、気象庁、大阪管区気象台、福岡管区気象台、沖縄気象台)
津波予報中枢では、地震計の記録から、震源の位置や深さ、規模の大きさ等をコンピューターで割り出します。
そして、ただちに「津波が起こるかどうか」を分析・判断します。
こうした連携で「津波の心配はありません」か「津波の可能性があるので避難してください」という警報が出されます。
近年では、数分で津波の予報が出せれるので、素早い連携と言えるでしょう。
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