圧力鍋は使い慣れるとすごく便利。
時間のかかる煮豆等も短時間で出来ますし、玄米だって美味しく炊き上がります。固くてとても食べられないようなスネ肉も柔らかくなり、魚だって骨まで食べられます。
上記のような威力を発揮するのは、内部が150度の高温で、気圧も4気圧と高くなるためです。
18世紀、スコットランドのブラックという人が、密封して加熱したら内部の水蒸気の圧力が上がって、沸点が100度以上になるだろうと考えたのが、圧力鍋開発の始まりです。
ブラック氏は何度も失敗を繰り返して、容器が爆発して中身が飛び散ったり、破片でケガしたりと大変苦労したそうです。
水は完全に密封した状態で加熱すると、摂氏374度、218気圧まで上昇させることができます。
しかし、調理のためにはそれほどコウオンにする必要がなく、現在の圧力鍋は安全弁をつけて150度以下で納まるように設計されてます。
また、安全装置が何重にも付いているから、事故もおきません。(良い製品)
150度という個恩は、殺菌効果も十分です。
雑菌の多いレバー等も圧力鍋で調理すれば安心ですし、ベビー用品の殺菌にも使うことができます。
缶詰は115度の高温で40分ほど殺菌をしているそうです。
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