白いウェディングドレスは花嫁の「純潔」を表す象徴として定着していますね。
(昨今は色々な結婚式がありますが)
ウェディングドレスの色が白に定着した由来について。
歴史をたどると、白いウェディングドレスが誕生したのは16世紀のイギリスが最初と言われています。
考案した洋服屋の店主は、「白は花嫁の純潔を表す」と宣伝したそうですが、「過大表現」と散々な評判を受けました。
更に、教会関係者たちが「花嫁は純潔で当然であり、それをわざわざ強調するとは何事か!」と猛批判。(ピューリタンが台頭してきた当時のイギリスらしさです。)
一旦、白いウェディングドレスは消滅しました。
一旦消滅した白いウェディングドレスが、再び脚光を浴びるようになったのは19世紀初頭のパリにて。
当時のパリの社交界では、白の夜会服が大流行していました。
そんなわけで、白いドレスは一躍庶民の憧れのドレスとなりました。とはいえ、庶民には「高嶺の花」。
そこで、「生涯に一度の結婚式のときぐらい、上流階級の女性と同じ白いドレスを着たい!」ということになり、庶民的なパリジェンヌの間で結婚式に白いウェディングドレスを着ることが流行しました。
以来、世界的にも「結婚式では、白いウェディングドレスを着る」ことが定着したようです。
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