今や『文春砲』と名づけられた不倫報道。
芸能人の不倫報道がそんなに記事として価値があるのか疑問でしょうがないのですが、それでも売り上げ部数があがるから、不倫報道を続けるんでしょうね…。
しかし、今回の小室哲哉さんの報道に関しては、週刊文春に逆風の意見が多いようです。
昔からだったのかもしれませんが、ベッキーからずっと引っ切り無しに不倫報道に突っ走っている週刊誌。
自身で何かを肯定するわけではなく、ひたすら人の揚げ足取りをして、部数をかせぐ。
結局、部数をかせげてしまうということは、それを読みたがる人がいるからで、読者にも責任の一端はあると思います。
しかし、日本の文化を発展させたり、賑わせた方々の、ちっぽけな失態を取り上げて、文化を破壊・後退させていく。
こんなんじゃ、才能を持った人が世に出て来なくなると思いますが…?
『文春』にしろ、『新潮』にしろ、文学をはじめとして、世の中に良い影響を与えることを発信してきた週刊誌であったという認識があります。
10年くらい前は、暇つぶしによく読んでいました。その頃から芸能界や政界・財界の裏側的な記事はありましたけど、そんな記事より、ちょっとした連載小説や有識人の対談とか、「なるほどー」と感心しつつ読めるコンテンツがありました。
デジタル化がすごい勢いで進むせいで、紙媒体が苦しいのはわかりますが、売り上げのために何のポリシーも持たず発行するくらいなら、いっそ紙媒体は廃刊にして、デジタル媒体に移行したらいいんじゃないかと思います。 (2018.1.22)
Copyright (C) Islet search. All Rights Reserved.