民放の『そこまで言って委員会』に、数年ぶりにゲストコメンテーターとして橋下徹さんが出演しました。
個性的なパネラー陣も、ほぼ橋下さんの提言を推す場面が多く、やっぱり現実的な持論と主張をしているんだと思わされた次第です。(※パネラー陣は「右寄りが多い」のは否定しません…)
ネット番組や昨年までやっていた『橋下・羽鳥の番組』でも、終始「政界復帰はない」と断言している橋下さん。
理由は「人望がない」「人付き合いが下手」らしいです。
『そこまで言って委員会』でも、司会の辛坊さんが、笑いながら「確かに人望はないです! でも妙なカリスマ性があるんです」と言っておりました。
前々から言われていたことですが、これについて改めて考えてみました。
まず、「人付き合い」の点ですが、恐らく「人望」の面がクリアできれば、自ずとついてくるような気がします。
さて、人望について。なんで人望がないのか?
ズバリ、「カッとなりやすい性格」と「言葉遣い」なんじゃないかと勝手ながら想像します。そして、両者は連動しているかと。
民放でこそ控えますが、ネット番組では結構辛辣な言葉遣いをする場面もありますし、ツイッターはかなり過激に思える言葉遣いをしますね。
思うに、カメラの無いところでの、議論の際も結構過激な言葉遣いをされているのではないかと想像しました。
橋下さんの政治家としての優れているところは、たくさんあるんでしょうが、個人的には「自身を反省する点」であると思います。
政治家って、マスコミで大騒ぎにならない限り、自分の間違いを認めたがらない人がほとんどじゃないかと思われます。
その点、橋下さんって、自身が悪かった点は、素直に認め、謝罪しますよね。
これは、他の政治家も見習うべき姿勢だと強く思います。
そのことによって、頑なに自分の主張を曲げないより、柔軟に現実的な考え・主張をできるからです。
話を橋下さんに戻すと、「いつの日か、言葉遣いについて反省するときが来るのでは?」という期待感があります。
そうなったら、「人望」「人付き合い」の点は解決できるので、政界復帰も期待が高まるわけです。
(※あくまで勝手な「仮説」に基づいて書いています。)
「国政進出」を望む声も多いですが、ハードルがものすごく高い。
政策を実現するには、与党にならねばならず、それにはまず、野党第1党になること。これもハードル高いと現状では思えます。
起こっては欲しくはないですが、何か日本がとんでもない状況になったときにチャンスはあるのかもしれませんが、国際情勢と現状の日本を見る分には考え難い。
30~50年のスパンで考えないと、国政での活躍は難しいように思います。
だったら、東京都知事はどうでしょう?
選挙に出たら、まず当選すると思えますが…。
そして、大阪と連動しながら、地方自治から日本を変えていく。…いや、過程は推察できませんが、とにかく東京都知事には、一度なって欲しいと思います。
他県の知事なら、もっと歓迎。
いずれにせよ、いつの日か橋下徹が政界に復帰することを期待する一国民でした。 (2018.1.29)
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