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さくらももこさんの訃報を受け入れる

憧れのまほうつかいの写真

昨夜、おもむろにネットニュースを見ているときに、「さくらももこさんが、15日午後8時29分、乳がんのため死去した。53歳。」という活字が目に飛び込んできました。

一瞬、頭が真っ白になりました。

「なんで…?」やら、「早すぎる…」やら、「名作が終わってしまう…」やら…。

全部、記事を追いきれていないですが、いろんな業界の方々のたくさんの悲しみの声が掲載されており、間違いなく多くの日本国民も悲しみに覆われていると推察できます。

とても大好きで、尊敬する方の一人でした。

尊敬する人の死を受け入れるには、いろいろ考える時間が必要だと思っています。

まだ、整理しきれていないですが、書いてみます。

さくらももこさんとの出会い

「出会い」と小見出しに書きましたが、当然直接会ったわけではありません。

さくらももこさんについては、「ちびまる子ちゃんの作者」くらいの認識しかなかったです。

ところが、ある日、本屋で偶然『憧れのまほうつかい』という本を目にしました。著者が「さくらももこ」。

「へー、文庫本も書いているんだー。」と、手頃な厚さでもあったので、おもしろ半分買って読んでみました。

中身については、ネタバレしないよう触れませんが、エッセイではなく、あるイラストレーターさんの足跡を追うため、さくらももこさんとスタッフさんでインタビューをした記録です。

文の至るところに、あの「まる子」独特の言い回しが散りばめられており、時折出て来る素行や、事象に対する感性が、「ちびまる子ちゃんそのもの」で、ゲラゲラ笑いながら、活字の文庫本を読みました。おもしろくて、読みきるのもあっという間、余韻も残り、「もっと、さくらももこさんについて知りたい!」と思いました。

『憧れのまほうつかい』に出会ったおかげで、さくらももこさん、そして『ちびまる子ちゃん』にも俄然興味が膨らみました。

『ちびまる子ちゃん』を何度も観る

中年になって、やることじゃないとは思いつつも、一時『ちびまる子ちゃん』を毎週録画して、何度も見返しました。

前々から、「なんか独特な雰囲気の絵だよなぁ」と思っていたのですが、その秘密?画法?を発見したときに、「なるほど!」と驚嘆しました。

例えば、バケツの底が横一直線に描かれているのに、バケツの上は楕円形で描かれるなんてことは、普通あり得ませんよね?でも、それでいいんです。一枚のセル画の中では、バケツは背景に過ぎないのだから。…まぁ、あとは、遠近感の出し方とか。。

また、話の脚本のほとんどは、さくらプロダクションのスタッフさんが書いたものであることを知っている人もいれば、知らなかった人もいるのではないかと思います。

スタッフさんの脚本でも、さくら家と昭和の雰囲気等々を大事に、ホロリと涙する脚本がたくさんあります。

ある年の年明けでしたかね?「さくらももこ脚本祭り」という企画で、何週か、さくらももこさんが脚本を手掛けた作品が放映されました。

意外だったのが、すごく淡々と話が進むこと。

考えてみれば、それもそうですよね。日常生活で次から次へと波乱万丈な出来事が起こるわけもなく…。

平凡な一日の中のちょっとした変わった出来事について、あまり大袈裟にならぬストーリーにしていました。

実に心地よく観賞できました。

もう一つ加えるなら、「キートン山田さん」の出番とセリフが絶妙であること。

『ちびまる子ちゃん』は継続とフジテレビが発表

さくらももこさんは、他界してしまいましたが、『ちびまる子ちゃん』の放送は継続されるようです。

さくらももこさんの訃報に関する記事を追っていく中で、心に響いた文章がありました。

スタッフ一同のコメント

大好きな、大好きな、さくらももこ先生が天国へ旅立ってしまいました。

もっとさくらももこ先生と一緒に新しい物語や面白い展開を考えていきたいと思っておりましたが、あまりにも早い旅立ちでスタッフ一同、心から悲しく思っております。

アニメ『ちびまる子ちゃん』は番組開始から早29年経ちます。中には番組開始当初からご一緒させて頂いているスタッフ・キャストもおります。

日々の制作の中で笑ったり、泣いたり、とても楽しく取り組んで来られたのは、さくら先生が見守って下さっていたからだと思います。

これからも私達スタッフ・キャスト一同で、さくら先生が天国で見守って下さることを感じながら、面白い『ちびまる子ちゃん』を制作していきたいと思います。

さくらももこ先生、本当にありがとうございました。

(※スポーツ報知より参照)

私の『憧れのまほうつかい』

『憧れのまほうつかい』をきっかけに、さくらももこさんを尊敬するようになりました。

おもしろさを強調して前述しましたが、エネルギッシュさや、情熱、そして謙虚さを知ることができました。

『憧れのまほうつかい』を読んで、いくつか実践していることがあります。また、そこから派生して、これまでの考えを改め、方針転換した事柄もあります。

文字通り、さくらももこさんは、わたしにとっての「憧れのまほうつかい」でした。

敬意と感謝の念でいっぱいです。

したがって、少なくとも私の中では「さくらももこ」という存在が色褪せることはなく、自分が生きている限り永遠に、さくらももこさんがいます。

ひとまずは、以上のように整理した次第です。

きっと、さくらももこさんは、まだまだたくさんやりたいことがあったと思います。ですから、「お疲れ様でした」とは言えません。無念であったと思うからです

今言えることは、「ありがとうございます。」と、現在形の言葉だけです。 (2018.8.28)

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